弊社業務の一環であるデータ入力業務を外注することにした。

私としてはこのような作業も、自分で手で入力することで成長するし、初めて業務をどう動かすか見えてくる場合も多いと思っている。

ただし、弊社スタッフの時間の制限などもあり、アウトソースできる業務は外に出していくのも手である。

複数の企業から見積もりを取っているが、基本的には価格はみな一緒で上下10%内に収まる。
作業時間に対して、圧倒的な付加価値の差を競合企業に対してつけにくい以上、見積もりも凡そ同じになってくる。

この場合、何を基準にどこを選ぶか、となるがやはり社長の哲学だろう。
どの業務でもそうであるが、この仕事もイージーミス等で相当なクレームを受けると思うが、その対応はやはり社長の哲学が長期的に反映されてくる。

おそらく、ウェブサイトを通してだけはあるが私と同じような哲学を持つ社長に依頼することになるのだろう。

数年前に某国の企業から、日本の大企業が初めて視察にやってくるときに社長はあいさつしたほうがいいか、あるいは様子を見たほうがいいのかと聞かれたことがある。

当時は明確に答えられず、その社長と相談して第一回目は様子見とした。

今思うことは、その社長の哲学に従うべきだということである。

社長の心の奥にある哲学を引き出してあげるのも、我々のようなコンサルタントの仕事である。