大企業の評価は明確である。

先ず上場企業であれば株価である。
更に、財務諸表を読めば経営層が何によって評価されるかが分かる場合が多い。
特に海外企業の場合、経営層の評価基準は非常に明確になっている場合が多い。

例えば、最も簡単な評価測定には以下のようなものがある。
  • 株価上昇
  • 売上増加
  • 利益率増加

このような測定される値を上昇させるために経営層は様々な手法を用い、日々努力している。

明確であるがゆえに起きる問題もある。

測定値は少なくとも1年、通常もっと長い期間で一定であり、市場バランスが崩れて緊急的な決断を迫られても、あくまで測定値に沿った判断がなされる場合が多い。
また、全ての小さな事項を測定するのは不可能であり、全体を最適化させるための目標となっており、長期的に利益を生み出すビジネス、小さな市場であるが高い利益率を生み出すビジネスは重要視されない。

中小企業の経営者で、大企業と同じ市場で戦う場合はこれらの評価基準を良く理解しておくことが大切である。

同じことをやっても、人数(人材ではない)や資金の豊富な大企業に勝てる可能性は低いのである。