企業評価や事業評価を行うには多くの系数、手法が存在するがこの連載では出来る限り分かりやすく実用的な手法を開発していく。

売上高
利益率


キャシュフロー
キャシュフローは海外進出の初期段階では売上高と利益率を考慮しておけばよいかもしれない。
ただし日本人の基本的に人を信頼するという文化背景や交渉カも要因となりキャシュフローが必要以上に悪化する場合もよくみられる。
常に評価の対象としておくことを勧める。


中小企業の海外進出事業を評価するにあたり以下の項目も評価に含むことにする。

ヒトの価値
モノの価値

私が多くの企業の海上展開に関わる中で売上を重視するあまり息切れして挫折する場合も多くみてきた。

海外進出をヒト、カネ、モノにおいて企業価値を高める事業として捉え、たそれを見える化していくことで海外進出以外の事業においてもプラスの循環を作り出すことも可能となる。



事業としてはあくまで売上や利益率を先優先するべきである。
ただし海外進出を途中で止める企業をみるともったいないと思うことが多い。

そのような企業に対し本当に役立つノウハウをこの連載で伝えていきたい。
中盤以降で私が開発した中小企業の海外進出を成功に導くための評価法を紹介する。

経営者の中には私が伝えることが不可能という人も多いであろう。
ただし、不可能を可能にするのが私のようなコンサルタントの役目である。
私も経営者であり血の滲むような努力を日々重ねる仲間なのである。

成功は成功しようと思うことが全てである。